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プロのトレード&ストラテジー
ついてる仙人 氏
2017/04/06(14:27)

目の前に大きな壁が現れた時!

相場をやっているとうまくいくときもあれば何故か不調が続くときもあります。今までの自分の手法が通じないのではないか。どうすればいいのだろうと悩むこともあります。まるで大きな壁が目の前に立ちふさがっているように感じます。
私たちは仕事をしていて大きな障害があったときに「壁にぶつかった」という表現を使います。今まではうまくいっていたのに急にそれ以上前に進めなくなった状態をこのように言います。そして悩み苦しみます。こんな壁なんて現れなければいいのにと思います。
多くの人は壁にぶつかると前に進む方法は、その壁を突き破るか、乗り越えるしかないと思ってしまいます。しかし本当に壁は現れないほうが良いのでしょうか。壁というのは悪いものではないと思うんです。壁が現れるのは当然のことでありぶつからないほうが問題なのではないでしょうか。私たちは完璧ではありませんから出来ないことがあって当たり前なのです。壁に当たるのは当たり前のことなのですね。壁にあたったことが無いなどという人がたまにいますが、このような人は物事に真剣に取り組んだことがない人なのでしょう。壁の存在を認識したことのない苦労知らずのあまちゃんなのではないでしょうか。壁は私たちの人生にとって成長するために必要なものなのです。
よく世の中の人達は「自分の人生において乗り越えられない壁なんて無い。努力し続ければ必ず超えられる」と言います。本当にそうなんでしょうか?巨大な壁を前にして努力をし続けるなんて辛くて苦しいだけではありませんか。相場をやっていて壁が現れたときにもがき苦しみ必死になって壁を越えようと努力している人がいるとしたら今すぐにその努力を止めることをお勧めします。巨大な壁は乗り越えようとすればするほど高くなるものです。たやすく乗り越えられないからこそ壁なのです。壁にぶつかったらその壁と遊ぶ感覚を持つことです。
壁に落書きをしたり、穴を開けて遊んでみるといいでしょう。そうするうちに壁は自分を阻むものではなく自分と一体化してくる感覚が芽生えます。まるで壁の中にす~っと入っていくような感覚になってくるのです。このように楽しんでいるうちにいつの間にか壁が低くなってきて簡単に超えられるようになります。乗り超えるというよりも通り抜けてしまうという感覚になります。
相場をやってどうしても勝てないという時期が訪れたら、チャートを必死になって分析するのではなくチャートと遊ぶ感覚を持ってください。

いろいろな角度からチャートを眺めてください。印刷して逆さにしてみる。斜めにしてみる。自分が逆立ちをしてパソコンの画面を見るのもいいでしょう。そうするとこのチャートの形はおもしろいな。こんなチャートは見たことないな。過去に見たことのないチャートなんだからどのような動きになるのかなんて分かる訳ないよな。見たことのないチャートの形なんだけど違う時間軸のチャートで見ると支持抵抗がはっきりとわかるじゃないか。分割売買の利食い幅を変更すれば利益に繋がるチャートじゃないか。などと感じるようになってきます。
壁を乗り越えようとはしないでください。壁と楽しく遊ぶ感覚を身に付けてくださいね。

それでは、今週のくりっく株365NYダウのチャートを日足から見てみましょう。
LM112

トレンド判断からです。

トレンド判断は、主に2つの方法があります。

1.ピークボトム
2.移動平均(MA)との関係

■日足のトレンド判断を見ていきます。

1.ピークボトム
高値安値切り上げは、上昇トレンドです。
高値安値切り下げは、下降トレンドです。

高値切り上げ、安値切り下げ
または
高値切り下げ、安値切り上げは、トレンドレスになります。

ピークボトムの特徴は、なんといっても分かりやすい事。そして価格の動きそのものですので、重要です。

高値の推移 20138-21170
安値の推移 19684-19781

高値切り上げ安値切り上げの上昇トレンド。

2.移動平均(MA)との関係

現在の株価が移動平均線の上にあるのか下にあるのかで判断をします。移動平均線というのは、その期間の平均値ですので株価が移動平均線より上の時はその期間の買い方は、利益になっていて売り方は損失になっています。つまり株価が移動平均線よりも上なら上有利ということになり、株価が移動平均線より下なら下有利ということになります。

あとは、移動平均線の傾きを考慮して見ていきます。傾きがきついほどトレンドが強いといえます。ここで見る移動平均線には75本移動平均線を使用します。

今日の時点でも株価と移動平均線の関係は、株価が75本移動平均線よりも上にあり、移動平均線の傾きも順調に右肩上がりになっているので上有利です。

ピークボトムによるトレンド判断は上昇トレンドであり、移動平均線との関係によるトレンド判断も上有利になっています。総合的に考えて日足では上有利なチャートでありこのまま上を見ていけるチャートです。

現在の動きは21170ドルまでの上昇に対する調整の動きになっていますが調整期間が長くなってきています。19781ドルを付けた1月31日から21170ドルを付けた3月1日までは20日間の上昇でした。3月1日から今日までは25日が経過しています。上昇期間よりも調整期間の方が長くなってきています。そろそろ調整終了となっても良さそうですね。日足ではここからの上昇は買えるチャートになります。

では、4時間足と1時間足のチャートを見てみましょう。

4時間足チャート
LM113

1時間足チャート
LM114

4時間足と1時間足のピークボトム合成図
LM115

■それぞれのトレンド判断を見ていきます。

1.ピークボトム

4時間足(赤線の価格を見てください)
高値の推移  20750-20883(未確定)
安値の推移  20625-20514
高値切り上げ安値切り下げのトレンドレス。

1時間足(青線の価格を見てください)

高値の推移  20717-20883
安値の推移  20669-20583(未確定)
高値切り上げ安値切り下げのトレンドレス。

2.移動平均(MA)との関係

4時間足 下有利
1時間足 下有利

■総合的にトレンドを判断してみましょう。

4時間足
ピークボトムによる判断 トレンドレス
移動平均線による判断  下降トレンド

1時間足
ピークボトムによる判断 トレンドレス
移動平均線による判断  下降トレンド

4時間足1時間足共にトレンドレスとなり、はっきりしないチャートになってきました。
相場の原理原則は次のようなものです。
●上昇トレンドの時には買いしかしない。
●下降トレンドの時には売りしかしない。
●トレンドレスの時にはなにもしない。

日足は買えるチャートになっていますが、時間軸チャートはトレンドレスですので何もしないということになります。つまり、2週間から4週間のスウィングトレードであれば、ここからの上昇を買うという方針になり、デイトレを含めた短期トレードでは、何もせずに様子見にすることになります。短期トレードの場合、買いを考えるのは20883ドルを超えてきてからとします。もしくは現在の下落が20514ドルよりも上で止まり、4時間足のボトムが切り上がってからとします。逆に売りを考えるのは20514ドルを割り込んでからでいいでしょう。

今回はここまでにします。今回の記事が少しでもみなさんの人生とトレードにとってお役に立つことになれば嬉しいです。

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ついてる仙人 氏
個人投資家から絶大な支持を得る「相場塾」を主宰。その一方、ブログで、NYダウ、日経225先物、FXなどの今後の動きや売買の考え方を随時公表するなど、情報発信を行い、好評を得ている。
テクニカル分析に定評があり、長年に渡り「日経平均先物・ミニ」のカテゴリーでブログランキング1位を継続している。
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