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プロのトレード&ストラテジー
ついてる仙人 氏
2017/02/02(12:40)

時間が来たら次の旅に出かけよう!

旅っていいですよね。見知らぬ土地で見る人々の生活。言葉。そしてその地域の温もり。今まで知らなかったことがたくさんあります。
予定も立てずに、時間を決めずに旅をするのは楽しいです。でも、修学旅行のようにしっかりと計画を立ててから行く旅も楽しいですね。トレードというのも旅のように楽しいものです。

旅は計画なしでも楽しいのですが、トレードの場合は計画のない旅(トレード)をしていると資金がなくなり、トレード自体ができなくなります。次の旅に出かけるためには計画をしっかりと立てる必要があるのです。
計画には行き先はもちろん、時間も含まれます。今いる場所には何時までいる。何時になったら今いる場所から次の場所へ移動する。このように計画を立てるのですね。トレードという旅は、この時間による計画というのが必要だと思っています。

ここで質問です。あなたの建玉の保有時間はどのくらいでしょうか?
エントリーから手仕舞いまでの平均保有時間を調べたことはありますか。買い玉のロスカットは直近安値を割った時と決めてエントリーをしたのだけれど、しばらくの間株価はヨコヨコ(時間の調整)を続けて動かない。そして動き出したときには自分のポジションとは逆の方向に動き出す。
トレーダーであれば全員が、このような体験をしたことがあると思います。「ロスカットは直近安値を割った時と決めているけれど、株価の動きを見ているとどう考えてもロスカットに掛かりそうだ。」なんてこともあるでしょう。
それを回避するためには通常のロスカットとは別に保有時間に関するルールを決めておくことをお勧めします。保有時間はメインに使う時間軸によって決まってきます。
個別銘柄の長期売買をする投資家の保有期間は数年におよぶのが普通でしょう。中期投資の投資家は半年から1年の保有期間があるでしょう。またデイトレでスキャルピングをするトレーダーは勝ちトレードの保有期間がわずか5ティックから6ティックの人もいるでしょう。つまり自分自身のトレードスタイルに合わせて保有期間を決めれば良いということになります。

私は日経225先物、FX、NYダウCFDなどのトレードをしています。商品によってメインに使う時間軸は違います。
日経225先物で使う時間軸は15分足、60分足がメインです。FXやNYダウCFDで使う時間軸は1時間足、4時間足がメインです。
ここで私の考える、各時間軸の保有期間を載せておきます。保有時間とはエントリーからイグジットするまでの時間です。

●15分足をメインチャートにして売買をしている場合      120分~240分
●60分足(1時間足)をメインチャートにして売買をしている場合  3日~5日
●4時間足をメインチャートにして売買をしている場合     1週間~3週間

保有期間に対して時間での手仕舞い(タイムストップ)は下記の様になります。

●15分足をメインチャートにして売買をしている場合のタイムストップ  90分
●60分足をメインチャートにして売買をしている場合のタイムストップ   1日
●4時間足をメインチャートにして売買をしている場合のタイムストップ   4日

15分足をメインにトレードをしている場合はエントリーから90分(1時間半)が経過した時点で負けトレード(含み損)になっていたら手仕舞うということです。
60分足(1時間足)をメインにトレードをしている場合はエントリーから1日が経過した時点で負けトレード(含み損)になっていたら手仕舞うということです。
上記に揚げた保有時間やタイムストップの時間は私の感覚であり、必ずしもこの通りにしなければならないというものではありません。これらはそれぞれの時間軸で最もよく機能するであろうと思われるガイドラインです。タイムストップを使うとよりストレスのない売買が出来るようになりますので試してみてくださいね。まずは自分のトレードの保有時間を調べることから始めてください。

保有時間を調べると利食いが早すぎるとか損切りが遅すぎるなど、自分のトレード内容がよく分かってきますよ。タイムストップをしようすることによって、年間の損益に大きな差が生まれてくると思いますよ。
時間が来たら、ためらわずに手仕舞いをして、新たな旅に出かけましょう。人生もトレードも有限なのですから楽しまなくっちゃね。

それでは、今週のクリック株365NYダウのチャートを日足から見てみましょう。
LM065

トレンド判断からです。トレンド判断は、主に2つの方法があります。

1.ピークボトム
2.移動平均(MA)との関係

■日足のトレンド判断を見ていきます。

1.ピークボトム
高値安値切り上げは、上昇トレンドです。
高値安値切り下げは、下降トレンドです。

高値切り上げ、安値切り下げ
または
高値切り下げ、安値切り上げは、トレンドレスになります。

ピークボトムの特徴は、なんといっても分かりやすい事。そして価格の動きそのものですので、重要です。

高値の推移 19983-20138
安値の推移 17563-19684

高値切り上げ安値切り上げの上昇トレンド。

2.移動平均(MA)との関係

現在の株価が移動平均線の上にあるのか下にあるのかで判断をします。移動平均線というのは、その期間の平均値ですので株価が移動平均線より上の時はその期間の買い方は、利益になっていて
売り方は損失になっています。
つまり株価が移動平均線よりも上なら上有利ということになり、株価が移動平均線より下なら下有利ということになります。

あとは、移動平均線の傾きを考慮して見ていきます。傾きがきついほどトレンドが強いといえます。ここで見る移動平均線には75本移動平均線を使用します。

今日の時点でも株価と移動平均線の関係は、株価が75本移動平均線よりも上にあり、移動平均線の傾きも順調に右肩上がりになっているので上有利です。

ピークボトムによるトレンド判断は上昇トレンドであり、移動平均線との関係によるトレンド判断も上有利になっています。
総合的に考えて日足では上有利なチャートでありこのまま上を見ていけるチャートです。19983ドルから19684ドルまでの調整を経て高値更新の動きになっています。上昇トレンドであり株価は25本移動平均線が支持になっている動きですので押し目買いが有効なチャートです。

では、4時間足と1時間足のチャートを見てみましょう。

4時間足チャート
LM066

1時間足チャート
LM067

4時間足と1時間足のピークボトム合成図
LM068

■それぞれのトレンド判断を見ていきます。

1.ピークボトム

4時間足(赤線の価格を見てください)
高値の推移  19965-20138
安値の推移  19837-19684
先週は実質上昇トレンドでしたが、20138ドルからの調整が深くなっています。
19684ドルから20138ドルまでの上昇幅は454ドルでした。20138ドルから19781ドルまでの下落は357ドルになっています。454ドルの上昇に対して357ドルの下落ですから78.6%の調整です。2/3よりも深い調整になっています。この動きですと上昇トレンドではなくトレンドレスという判断をしたほうがいいですね。

1時間足(青線の価格を見てください)

高値の推移  19944-19962
安値の推移  19895-19781
高値切り上げ安値切り下げのトレンドレス。

2.移動平均(MA)との関係

4時間足 トレンドレス
1時間足 下有利

■総合的にトレンドを判断してみましょう。

4時間足
ピークボトムによる判断 トレンドレス
移動平均線による判断  トレンドレス

1時間足
ピークボトムによる判断 トレンドレス
移動平均線による判断  下降トレンド

はっきりしない動きになってきました。先々週はすべてのトレンド判断が下降トレンドで揃っていましたが、先週はすべてのトレンド判断が上昇トレンドになりました。そして今週はトレンドレスが多くなっています。先週は日足の勝ちで上への動きになり20000ドルを突破しました。20000ドルを超えたことにより達成感が出てきていて、ここから買いたいと考えている参加者が少なくなっているのでしょうね。
日足は上有利であり押し目買いが有効なチャートになっていますので基本は買いを考えていくことになりますが、短い時間軸が下有利になっているので、しっかりと調整が進むのを待つことにします。次のトレードは1時間足が上昇トレンドに転換し、75本移動平均線を上抜いた後の調整を待って調整終了からの上昇を買うという方針で見ていくことにします。イメージとしては次のような感じです。

LM069

今回はここまでにします。今回の記事が少しでもみなさんの人生とトレードにとってお役に立つことになれば嬉しいです。

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ついてる仙人 氏
個人投資家から絶大な支持を得る「相場塾」を主宰。その一方、ブログで、NYダウ、日経225先物、FXなどの今後の動きや売買の考え方を随時公表するなど、情報発信を行い、好評を得ている。
テクニカル分析に定評があり、長年に渡り「日経平均先物・ミニ」のカテゴリーでブログランキング1位を継続している。
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