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ついてる仙人 氏
2017/08/03(10:36)

追証と聞いてドキッとする人は!

「追証」(おいしょう)この言葉を聞いてドキッとする人はいるでしょうか。

追証なんて自分には関係ないと思う方もいらっしゃるでしょう。私も追証という言葉を久しぶりに書く気がします。追証という言葉を意識してトレードはしていないのです。儲かっているトレーダーにとっては無縁の追証ですが・・・・・・

追証とは、株式の信用取引や商品の先物取引において相場の変動による損失が生じて委託保証金または委託証拠金の担保力が不足した時に、顧客から追加徴収する金銭。有価証券で代用することができる。追加保証金。追証拠金。追敷(おいじき)。-デジタル大辞泉
なぜ追証のことを書くのかというと、かなり多くの人が追証を経験していると思われるからです。なぜそれがわかるのかというと、多くの証券会社のQ&Aを見ると分かります。

証券会社によってはトップページに【多く寄せられるご質問】追証・入金についてこの様に書いてあります。追証はよく寄せられる質問なのです。追証に掛かる人がそれだけ多くいるということの証拠なのです。追証に掛かるということは、投資資金が足りませんよと証券会社が教えてくれることなのですね。追証になれば翌日の午前11時半までに足りない資金を現金で入金しなければなりません。入金出来ない場合は、今持っている建玉は強制的に決済されるのです。追証にかかった多くの人は強制決済を避けようとして入金をします。そして、追証から逃れるのです。

この「追証制度」というのは、追証が掛かれば必ず追証を入れなければならないという制度ではないのですね。

追証が掛かるということは、どういうことかよく考えてみてください。追証が掛かるということは、あなたが最初に考えてエントリーした建玉は現在含み損を抱えていてあなたが考えていた相場観は外れているということです。相場があなたの考えは間違っていますよ。と教えてくれているのです。
「あなたの考えは間違っていますよ。どうしますか?ここで一度損失を確定してもう一度考え直しますか。それとも追証を入れてもう少し耐えてみますか。ここはしっかりと冷静になって考えてみてくださいね。」と提案、警告をしてくれているのです。

ここで損切りをしたら数十万円の損失になってしまい、自分の投資資金はなくなってしまう。ここは追証を入れてでも我慢するべきだ。と言うのはやめておいた方がいいと思います。それはなぜかというと、例えば10万円の損切りを行うことの出来ない人は次の追証が掛かった時に20万円の損切りは絶対に出来ないからです。

もう一度言います。10万円の損切りが出来ない人は次の追証が掛かった時に20万円の損切りは絶対に出来ないからです。

この様なことをすると持っている資金が底を付くまでがんばった挙句に最後は資金不足から強制ロスカットを受けることになります。もっとひどい場合は、サラ金からお金を借りて追証を入れる人もいるようです。

私は損切りというのは相場を続けていくことにおいて非常に大切だと考えています。損切り価格をエントリー前に決めておいて、その損切り価格に株価が到達したら成行で躊躇なく損切りするのです。損切りを恐れることはありません。損切りは私たちの投資資金を守るためには絶対に必要なことなのです。損切りイコール負けではありません。損切りは次の勝負のための準備なのです。

この半年の間に追証に掛かったことのある人は、高い確率で相場の世界から退場することになります。退場しないためにはリスクを取り過ぎないということです。マネーマネージメントをしっかりと行ってくださいね。

それでは、今週のくりっく株365NYダウのチャートを日足から見ていきましょう。
LM189

トレンド判断からです。トレンド判断は、主に2つの方法があります。

1.ピークボトム
2.移動平均(MA)との関係

■日足のトレンド判断を見ていきます。

1.ピークボトム
高値安値切り上げは、上昇トレンドです。
高値安値切り下げは、下降トレンドです。

高値切り上げ、安値切り下げ
または
高値切り下げ、安値切り上げは、トレンドレスになります。

ピークボトムの特徴は、なんといっても分かりやすい事。そして価格の動きそのものですので、重要です。

高値の推移 21068-22034(未確定)
安値の推移 20371-20494

高値切り上げ安値切り上げの上昇トレンド。

2.移動平均(MA)との関係

現在の株価が移動平均線の上にあるのか下にあるのかで判断をします。移動平均線というのは、その期間の平均値ですので株価が移動平均線より上の時はその期間の買い方は、利益になっていて売り方は損失になっています。つまり株価が移動平均線よりも上なら上有利ということになり、株価が移動平均線より下なら下有利ということになります。

あとは、移動平均線の傾きを考慮して見ていきます。傾きがきついほどトレンドが強いといえます。ここで見る移動平均線には75本移動平均線を使用します。移動平均線との関係によるトレンド判断は株価が75本移動平均線の上にあるので上昇トレンドです。傾きも右肩上がりで強い動きが継続しています。

ピークボトムによるトレンド判断、移動平均線との関係によるトレンド判断共に上昇トレンドになっています。20494ドルからの上昇は今週も続き青天井という雰囲気になっています。非常に強い動きが継続していますね。日足ではこのまま上を見ていけることになります。

では、4時間足と1時間足のチャートを見てみましょう。

4時間足チャート
LM190

1時間足チャート
LM191

4時間足と1時間足のピークボトム合成図
LM192

■それぞれのトレンド判断を見ていきます。

1.ピークボトム

4時間足(赤線の価格を見てください)
高値の推移  21664-22034(未確定)
安値の推移  21466-21483
高値切り上げ安値切り上げの上昇トレンド。

1時間足(青線の価格を見てください)

高値の推移  22018-22034(未確定)
安値の推移  21729-21942
高値切り上げ安値切り上げの上昇トレンド。

2.移動平均(MA)との関係

4時間足は株価が75本移動平均線の上にあるので上昇トレンド。
1時間足も株価が75本移動平均線の上にあるので上昇トレンド。

■総合的にトレンドを判断してみましょう。

4時間足
ピークボトムによる判断 上昇トレンド
移動平均線による判断  上昇トレンド

1時間足
ピークボトムによる判断 上昇トレンド
移動平均線による判断  上昇トレンド

先週に引き続き4時間足1時間足ともにすべてのトレンド判断が上昇トレンドで揃っています。非常に強い動きが続いています。この動きであれば買いのみを考えていけばいいことになります。

現在の動きは22034ドルまでの上昇に対する調整の動きになっていて、この調整は1時間足の調整であると考えられます。この動きが1時間足の調整であるならば、今後1時間足の75本移動平均線を割り込むことはなく、その前に反発上昇となってきます。ここからは、この調整終了からの上昇を買うという方針で見ていくことになりますね。先週の記事のあとに買っていて、買いの建玉を分割で利食いをして残っている場合は、トレイリングストップで引っ張っていくことになりますね。

今回はここまでにします。今回の記事が少しでもみなさんの人生とトレードにとってお役に立つことになれば嬉しいです。

 

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ついてる仙人 氏
個人投資家から絶大な支持を得る「相場塾」を主宰。その一方、ブログで、NYダウ、日経225先物、FXなどの今後の動きや売買の考え方を随時公表するなど、情報発信を行い、好評を得ている。
テクニカル分析に定評があり、長年に渡り「日経平均先物・ミニ」のカテゴリーでブログランキング1位を継続している。
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