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プロのトレード&ストラテジー
ついてる仙人 氏
2017/07/13(14:00)

本当に儲かる投資法とは!

最近、テレビではダイエットとか健康法などの番組が多くなったように思います。
多くの人が健康に気を使う時代になっているのでしょうか。それとも、日本人の平均年齢が上がってきたので、それに合わせた番組構成になってきているのでしょうか。健康に関する多くの番組があるということは、多くの健康法が存在するということです。

本屋に行くと、健康に関する本が溢れています。健康本コーナーがあるくらいですからね。
それと同じように本屋にある専門書コーナー。それは投資本コーナーです。投資に関する本も本屋さんにはたくさんあります。投資本には投資手法が載っています。健康本には健康法が載っています。お金と健康というのは、たくさんの共通点があるように感じます。

どんな共通点があるのかというと、
1.どちらも人にとって大切なもの。
2.それを手に入れるために多くの人が努力をしている。
3.それが手に入らないことで不幸だと感じ、人生が終わったと思い自殺する人もいる。
4.本来は手段であるのに、目的にしている人が多い。
5.どちらの分野にも専門家がいて、それらしいことを言うけれど必ずしもあてにならない。

これらのことはどれも思い当たることがあるのではないでしょうか。健康本と投資本というのは、次から次へと新しいものが発行されています。そして、両方ともにそれなりに売れているようです。おかげさまで私の本もそこそこ売れています。(笑)
次から次へと新しいものが出るということは、それだけ多くの健康法や投資法があるということです。これって、ちょっと変だと思いませんか。もし、健康に対して決定的に有効な本があるとしたら、それだけが売れ続け、他の本は売れなくなるはずです。投資本も同じです。投資に対して決定的に有効な本があるとしたら、それだけが売れ続け、他の本は売れなくなるし、新しい本も出なくなります。
しかし、新しい本が出続けるということは、今までの本は多くの投資家や健康になりたいと考えている人たちにとってあまり役に立っていないということになりそうです。私も本を書いていますが役に立っていないとすると悲しくなります。Amazonで中古として売り出されると寂しくなります。自分の書いた本は必ず多くの人の役に立つと思って書いているのですから。

では、なぜ多くの本が多くの人の役にたたないのでしょうか。これには、多くの人が引っかかりやすい2つの心理的要因が存在しているからです。1つは、「情報負荷」という状態になっているということです。もう1つは、情報負荷の状態から逃れるために手っ取り早く解決したいという心理が働くためです。

最初の「情報負荷」ですが、これはトレードする場合、エントリーするかどうかを決めるためには多くの要素を勘案しなければなりません。
例えば
・数種類の指標を使いトレンド判断する。 追加情報で確率上昇。
・反トレンドの動きを待つ        追加情報で確率上昇。
・反トレンドの動きが止まった。     追加情報で確率上昇。
・トレンド方向に動き出した。      追加情報で確率上昇。

ここで仕掛ける。上昇トレンドの場合は買う。確率的には高値更新するはず。

これに加えて、
・自分のリスク許容度はどのくらいなのか。
・ロスカットの位置はどこにすればいいのか。
・分割利食いの幅はどの程度にすればいいのか。
・ザラ場中に大きな経済指標の発表はないのか。

など考えていけばキリがありません。実際にこれらの条件の順序にしても、どれを最初に考え、どれを最後に考えるのかを決めるのさえ大変です。これってかなり面倒です。かなりではなく、すごく面倒ですよね。つい、単純に「ここは買い」とか「今は売り」といった情報に乗っかってしまいがちになります。自分にあった投資法を考えるのがすごく面倒になるのです。

健康についても同じように、自分の体質や持病の有無、生活習慣や運動時間、食習慣など、さまざまな要素をトータルして考え自分にあった健康法は何なのかを考える必要があります。

人間というのは、本来、複雑な思考が苦手なのです。単純に、「○○だから、こうなった。」「○○だとすれば○○になる。」と言う単純でシンプルな因果関係で判断したくなるのです。その後の、「○○でなかった場合はどうなるのか。」というところまで考えるのが苦手なのです。多かれ少なかれ誰の脳も複雑な思考は苦手なのです。

例えば、流行りのインフルエンザにかかったとすると、「昨日ショッピングモールまで買い物に行ったのが原因だ。」と考えたくなります。でも、実際にはショッピングモールに行ってもインフルエンザにかからない人がいます。自分がかかった原因は睡眠不足であったり、栄養不足である可能性もあるのです。また仕事が多くストレスが溜まっているのが原因かもしれません。ひとつの原因でインフルエンザにかかったのではなく、多くの原因が混ざり合って体調を崩すことが多いのです。

相場というのも、上昇や下落の原因は単純なものではなく、さまざまな要素が絡み合っているのです。単純に考えれば、売る人が多かったから下がったということなんですけどね。
トレードするには、多くの条件を考慮しながら決定しなければなりません。この多くの条件を考慮することが「情報負荷」の状態なのです。この「情報負荷」の状態になると、普通人間は思考停止になってしまいなんとかして簡単な解決方法を求めることになります。結果として、分かりやすいもの、簡単なもの、「これだけやっていれば大丈夫」「これで確実に儲かる」みたいな情報に強く惹かれることになるのです。
書籍の題名で言えば、「100万円が1年で2億円になった」とか、「不労所得で人生安泰」「1日たった3分やるだけで給料5年分」などがこれに当たります。
健康法のタイトルで言えば、「2週間で10キロ減」「毎日5分で理想の体型に」などがそうですね。
このような刺激的なタイトルの本は「本当なの?」と思いつつも、つい手に取ってしまうのです。実際に読んでみると、いかにもそれらしいことや、うまくいきそうなノウハウが書いてあります。しかし、実際にやってみるとうまくいくことは少ないのです。そんなの当たり前のことです。誰でもがすぐに儲かる秘訣なんてないのです。誰もが簡単にダイエットできる方法なんてないのです。そんなものがあれば、この世の中はお金持ちだらけになります。太った人なんて一人もいなくなります。

でも実際にはお金持ちは少数です。年収1000万円を超える人の割合は日本では4%程度しかないのです。投資にしても、健康法にしてもある特定の状況や体質の人にとってはとても有効な方法があるのでしょうが誰にとっても、どんな市場の状況においても有効な投資法というのはなかなかありません。私がやっている順張りだって、すべての相場状況に対して有効ではありません。
NYダウCFDにおいて1日の値幅が30ドルしかない日にデイトレで儲けることは困難です。ヨコヨコの調整をしている時に儲けることも困難なのです。ですから、トレンドがある時にだけエントリーするのです。そうすることにより、利益を得られる可能性が高くなるのですね。

健康法だってそうですよね。
「朝食は抜いた方がいい」「1日2食が健康になれる」「甘いものも体調を整える」という人もいれば、「朝食は抜いてはいけない」「3食しっかりと食べる」「糖質オフがいい」という人だっています。このように矛盾する考えが出てくると迷ってしまいますが、これもどちらが絶対に正しいということではなく、要はその人の体質に合っているのかどうかということです。

投資法に戻りますが「絶対に順張りだ」という人もいれば「逆張りが最高の投資法」と言う人もいます。どちらが絶対に正しいということはないのです。順張りで儲かる人もいれば損する人もいます。逆張りで儲かる人もいれば損する人もいます。自分に順張りと逆張りのどちらが合うのかを考えればいいのです。私は順張りが自分に合っていると思っていて、順張りで利益を上げ続けることができるから順張りを使っているということだけです。
私は投資法については、しっかりとした自分の意見や考えを持って実行できるのですが、健康法に至ってはテレビの健康番組を見ているとつい試したくなります。また、本屋さんで、刺激的なタイトルの健康本を見つけると買ってしまいます。
多くの健康法を試していますが、絶対これ!という健康法にはまだ巡り合っていません。健康法の聖杯を探している状態ですね。(笑)今良いと思っている健康法は、「それなりに寝て、それなりに動き、腹八分目」です。当たり前すぎるのですが、これが投資でいう順張りと同じなのかもしれません。投資法にしても健康法にしても、自分にとって、どんなやり方が一番心地よく、ストレスなく、続けることができるのかを考えるべきでしょう。

それでは、今週のくりっく株365NYダウのチャートを日足から見てみましょう。
LM176

トレンド判断からです。トレンド判断は、主に2つの方法があります。

1.ピークボトム
2.移動平均(MA)との関係

■日足のトレンド判断を見ていきます。

1.ピークボトム
高値安値切り上げは、上昇トレンドです。
高値安値切り下げは、下降トレンドです。

高値切り上げ、安値切り下げ
または
高値切り下げ、安値切り上げは、トレンドレスになります。

ピークボトムの特徴は、なんといっても分かりやすい事。そして価格の動きそのものですので、重要です。

高値の推移 21068-21571(未確定)
安値の推移 20371-20494

高値切り上げ安値切り上げの上昇トレンド。

2.移動平均(MA)との関係

現在の株価が移動平均線の上にあるのか下にあるのかで判断をします。移動平均線というのは、その期間の平均値ですので株価が移動平均線より上の時はその期間の買い方は、利益になっていて売り方は損失になっています。つまり株価が移動平均線よりも上なら上有利ということになり、株価が移動平均線より下なら下有利ということになります。

あとは、移動平均線の傾きを考慮して見ていきます。傾きがきついほどトレンドが強いといえます。ここで見る移動平均線には75本移動平均線を使用します。

移動平均線との関係によるトレンド判断は株価が75本移動平均線の上にあるので上昇トレンドです。傾きも右肩上がりで強い動きが継続しています。

ピークボトムによるトレンド判断、移動平均線との関係によるトレンド判断共に上昇トレンドになっています。20494ドルからの動きは強い動きが継続しています。日足ではこのまま上を見ていけることになります。ただし、20494ドルを付けた5月18日からは38営業日が経過しています。また、75日移動平均線からの乖離も大きくなってきているので、そろそろ価格の調整になる可能性も頭の中に入れておく必要がありますね。

では、4時間足と1時間足のチャートを見てみましょう。

4時間足チャート
LM177

1時間足チャート
LM178

4時間足と1時間足のピークボトム合成図
LM179

■それぞれのトレンド判断を見ていきます。

1.ピークボトム

4時間足(赤線の価格を見てください)
高値の推移  21447-21571(未確定)
安値の推移  21299-21275
高値切り上げ安値切り下げのトレンドレスですが
2つ前の高値も上回っているので実質上昇トレンド。

1時間足(青線の価格を見てください)

高値の推移  21436-21571(未確定)
安値の推移  21395-21275
高値切り上げ安値切り下げのトレンドレスですが
2つ前の高値も上回っているので実質上昇トレンド。

2.移動平均(MA)との関係

4時間足は株価が75本移動平均線の上にあるので上昇トレンド。
1時間足も株価が75本移動平均線の上にあるので上昇トレンド。

■総合的にトレンドを判断してみましょう。

4時間足
ピークボトムによる判断 上昇トレンド
移動平均線による判断  上昇トレンド

1時間足
ピークボトムによる判断 下降トレンド
移動平均線による判断  上昇トレンド

先週の記事を書いた時点から1時間足4時間足ともに株価が移動平均線の帯の上と下を行ったり来たりというはっきりしない動きになりました。

トレンドには3つのトレンドがあります。

○上昇トレンド
○下降トレンド
○横ばいのトレンド(トレンドレスとも言う)

上昇トレンドというのは、上昇力が強い状態です。
下降トレンドというのは、下落力が強い状態です。
横ばいのトレンドというのは横への力が強い状態です。

上昇力が強いということは、買いポジションを持っていると利益になります。
下落力が強いということは、売りポジションを持っていると利益になります。
横への力が強いということは、買いポジションを持っていても売りポジションを持っていても利益になりません。

つまり、上昇トレンドの時には買いを考え、下降トレンドの時には売りを考える。横ばいのトレンドの時には何もせずに見ているだけが良い。ということになります。

12日15時過ぎから急上昇し、年初来高値を更新しました。この動きにより、上への力が強いことが確認されました。そして、すべてのトレンド判断が上昇トレンドで揃いました。この状態であれば買いを考えていけば良いことになります。
現在の動きは21571ドルまでの上昇に対する調整の動きになっています。そして、その調整は1時間足の時間の調整になっていると考えられます。

ここからの方針は次の2つを考えることが出来ます。
●1時間足の移動平均線が上昇してくるのを待ち、株価が移動平均線タッチからの再上昇開始を買う。
●1時間足の価格の調整(下落)となり25本移動平均線と75本移動平均線の間までの調整になった後の再上昇を買う。

今回はここまでにします。今回の記事が少しでもみなさんの人生とトレードにとってお役に立つことになれば嬉しいです。

 

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ついてる仙人 氏
個人投資家から絶大な支持を得る「相場塾」を主宰。その一方、ブログで、NYダウ、日経225先物、FXなどの今後の動きや売買の考え方を随時公表するなど、情報発信を行い、好評を得ている。
テクニカル分析に定評があり、長年に渡り「日経平均先物・ミニ」のカテゴリーでブログランキング1位を継続している。
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