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プロのトレード&ストラテジー
ついてる仙人 氏
2017/04/20(9:13)

自分が無知であることを知ると上達する!

多くの人は相場の世界に入ってくる時に、自分だけは儲けることができると信じています。相場は上に行くか下に行くかしかないのだから、悪くても勝率50%だと思うのです。そして、後からチャートを見ると安いところで買って高くなれば売るだけなのだから簡単に儲かると思い込んでいるのです。
しかし、実際に相場の世界に入って売買を行うとまったくと言っていいほど儲けることができません。儲けるどころか損失ばかりが増えていくのです。それはなぜか?
これはよく考えればすぐに分かることなのです。私たちは相場の世界に入った当初は「無知」なのです。相場に関して知っていることはほとんどないのです。それなのにいかにも知っているような気になり、売買を繰り返してしまうのですね。
相場無知とは、相場に必要な知識が著しく乏しいにも関わらず、無謀にもプロがひしめく「相場」という真剣勝負の世界へ飛び込むことです。
この様な無知な人はネットの掲示板やSNSから何か良い情報を得て、多くの人が買っているから上がっているのだと思い、それに飛びつき、数時間から数日で大儲けすることが相場の王道だと思っています。相場で大儲けできることを前提にしているので、少しでも調整の動きになり押しがはいるとオロオロしてしまい、どうしていいのか分からなくなります。まぐれで運良く利益を得ることができたとしても、そのやり方が正しいと思い込み、次からも同じトレードを繰り返します。そして、相場中毒という病気になってしまうのです。
本を読んだりブログを見たりして勉強をしているトレーダーは、こんなトレードが王道ではないということを知っています。勉強をしているうちに「なんて無知だったんだろう」と気づくのです。つまり、自分が無知であるということを知っている時点で他の無知なトレーダーよりも一歩も二歩も有利な立場にいるのです。
しかし、相場に必要な一通りの知識と、株価が動く原理原則を理解しても、儲け続けることはできません。原理原則を積極的に利用して利益に結びつけるために必要な「強靭な精神力、そして忍耐力」が必要になるのです。自分の感情に振り回されていては勝つことはできません。感情に振り回されるとせっかく知識として蓄えた定石や原理原則を無視した我流での取引になってしまい、いつまで相場を続けていても上達することはできないのです。
この様な状態を「怠慢」と言います。つまり、相場の定石や原理原則を知ってはいるけれども、自己規律がなく、せっかくの知識を実行に移すことができずに知識を無駄にして、上達することを自ら放棄している状態だということです。だから「怠慢」と言うのです。怠慢な人が相場に参加する理由は、「ギャンブルのように手っ取り早く小遣い稼ぎができそう」「相場の動きを見ているとスリルを感じることができる」など、ギャンブル的要素を多く求めているのかもしれません。
1回1回のトレードにおいて必ず「勝たなければいけない」という気持ちで参加しています。自分が勝率100%を達成できると思い込みトレードを続けているのです。相場というのは、年間を通じてトータルの損益がプラスになればいいという考えを持つことができないのです。
ここであげた、「無知な人」「怠慢な人」というのは、私たちの様なトレーダーにとっては利益を分配してくれる有り難い存在になってきます。この様な人達は相場をギャンブルとして楽しむという利益を得ていますのでそれはそれでいいのでしょうね。私たちは相場で資産運用をして自分の資金を増やすという楽しみを得続けて行きたいですね。しっかりと相場の原理原則を身に付けて自己規律を保ち、私たちと一緒に楽しい相場人生を送っていきましょう。そして幸せなお金持ちになりましょう。

それでは、今週のくりっく株365NYダウのチャートを日足から見てみましょう。
LM120

トレンド判断からです。トレンド判断は、主に2つの方法があります。

1.ピークボトム
2.移動平均(MA)との関係

■日足のトレンド判断を見ていきます。

1.ピークボトム
高値安値切り上げは、上昇トレンドです。
高値安値切り下げは、下降トレンドです。

高値切り上げ、安値切り下げ
または
高値切り下げ、安値切り上げは、トレンドレスになります。

ピークボトムの特徴は、なんといっても分かりやすい事。そして価格の動きそのものですので、重要です。

高値の推移 20138-21170
安値の推移 19684-19781

高値切り上げ安値切り上げの上昇トレンド。

2.移動平均(MA)との関係

現在の株価が移動平均線の上にあるのか下にあるのかで判断をします。
移動平均線というのは、その期間の平均値ですので株価が移動平均線より上の時はその期間の買い方は、利益になっていて売り方は損失になっています。つまり株価が移動平均線よりも上なら上有利ということになり、株価が移動平均線より下なら下有利ということになります。

あとは、移動平均線の傾きを考慮して見ていきます。傾きがきついほどトレンドが強いといえます。ここで見る移動平均線には75本移動平均線を使用します。

株価が75本移動平均線と同価格帯になりました。移動平均線との関係によるトレンド判断はトレンドレスになっています。

ピークボトムによるトレンド判断は上昇トレンドであり、移動平均線との関係によるトレンド判断はトレンドレスになっています。21170ドルからの調整が75本移動平均線まで下がったということになり、調整であるならばここで下げ止まらなければなりません。ここから更に下がることになると調整ではなく下落転換につながってきます。75日移動平均線で反発をすればスウィングトレードでは買える動きになります。

では、4時間足と1時間足のチャートを見てみましょう。

4時間足チャート
LM121

1時間足チャート
LM122

4時間足と1時間足のピークボトム合成図
LM123

■それぞれのトレンド判断を見ていきます。

1.ピークボトム

4時間足(赤線の価格を見てください)
高値の推移  20749-20647
安値の推移  20437-20371(未確定)
高値切り下げ安値切り下げの下降トレンド。

1時間足(青線の価格を見てください)

高値の推移  20647-20546
安値の推移  20464-20371(未確定)
高値切り下げ安値切り下げの下降トレンド。

2.移動平均(MA)との関係

4時間足 下有利
1時間足 下有利

■総合的にトレンドを判断してみましょう。

4時間足
ピークボトムによる判断 下降トレンド
移動平均線による判断  下降トレンド

1時間足
ピークボトムによる判断 下降トレンド
移動平均線による判断  下降トレンド

時間軸のトレンド判断がすべて下降トレンドで揃いました。短い時間軸から下への転換になっている状態です。ここから更に下落すると日足も下落転換につながってきます。ここは非常に大きなポイントになってきますね。日足75日移動平均線を完全に割り込まずに反発すれば上への動きに戻ることになりますが、75日移動平均線を割り込むと日足を巻き込んだ本格的な下落になってきます。

スウィングトレードでは、ここからの反発は買い場になってきます。短期トレードでは時間軸がすべて下を向いているので売りを考えていきます。20371ドルまでの下落の後は少し上昇してきています。売る場合はしっかりと抵抗帯で売りたいですね。

今回はここまでにします。今回の記事が少しでもみなさんの人生とトレードにとってお役に立つことになれば嬉しいです。

 

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ついてる仙人 氏
個人投資家から絶大な支持を得る「相場塾」を主宰。その一方、ブログで、NYダウ、日経225先物、FXなどの今後の動きや売買の考え方を随時公表するなど、情報発信を行い、好評を得ている。
テクニカル分析に定評があり、長年に渡り「日経平均先物・ミニ」のカテゴリーでブログランキング1位を継続している。
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