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プロのトレード&ストラテジー
ついてる仙人 氏
2017/01/26(11:30)

魚を貰うな!釣り方を覚えろ!

早く仕事を覚えるには、人から教えてもらうことが一番の近道です。上手い人の真似をするのが近道です。トレードにおいても同じことが言えます。
「飢えた人に魚を与えれば、一日の飢えから救うことができます。」
「魚を与える代わりに、魚の釣り方を教えれば、一生の飢えから救うことができます。」

ネット上には多くのトレードシステムや手法が溢れています。しかし、それらの多くは利益をもたらしてくれることはありません。それは相場の基本がわかっていないからです。
弁護士や医者になろうとする人は、教育の重要性をとても理解しています。弁護士になるためには多くの勉強をし、司法試験に合格しなければなりません。医者になるためには6年間医学部で勉強をし、国家試験に合格した上でインターンを経てからでないと医者になれません。
弁護士や医者という職業の人達は高収入と言われています。高収入を得るためには、多くの勉強をしてこなければならないのです。

トレーダーというのも弁護士や医者と同じような高収入を得られる職業です。ただし、資格も経験がなくても開業することができる職業なのです。安易に始めることができる職業なので多くの人が開業するのです。しかし、なんの勉強もしないで儲かる職業なんてないのです。
自分がなんらかの商売をするためにお店を持ったとします。なんの勉強もせずにいきなりお店を持って、たった6ヶ月で生活出来るようになりますか?すぐに潰れてしまいますよね。商売をしようと思ったらまずはその商売について勉強をします。「石の上にも三年」と言いますが、最低でも3年は学ぶのではないでしょうか。3年勉強をしてお店を開いても、そのうちの80%のお店は3年以内になくなります。一生懸命貯めたお金で始めたお店なのに80%のお店がなくなってしまうのです。残るのは借金です。これが現実なのです。
しっかりと勉強をしてきたつもりでも店を始めた途端に勉強をやめてしまうのです。忙しさを理由に勉強をしなくなります。自分で事業をしていても1年の間に本を1冊も読まない事業主がたくさんいます。それで店がうまくいき、利益を出そうだなんて考えることがとんでもないことです。

トレーダーの世界も同じだと思います。数冊の本を読んで勉強をしただけで相場だけで生活出来るようになるはずがないのです。私だって専業トレーダーとして自立出来るようになるのには長い年月がかかっています。真剣に勉強をして自分の手法を身に付けたトレーダーだけが生き残っていける世界なのです。相場も他の商売も本気で勉強をし続ける人だけが、将来も利益を得ることが出来るのです。
しかし、不思議なことにトレーディングに関しては教育が必要ないと考えている人が多いのです。魚の釣り方も知らないでプロのトレーダーに挑んでも雑魚すら釣ることはできません。大切な資金である餌だけを取られて退場することになるのです。相場で生き残る確率、勝者の割合を考えれば教育は必ず必要だということがわかります。生き残れるのは全体の10%の人だけです。90%の人はいなくなります。それなのに、ほとんどの人が何の教育も訓練もせずに相場に参加しては敗れて去っていくのです。
トレード技術を習得せずに急いで大金を儲けようとすれば自滅してしまいます。トレード技術を習得すればお金は後から付いてくるのです。相場における魚の釣り方をしっかりと勉強しましょう。
90%の退場者にはならないでくださいね。

それでは、今週のくりっく株365NYダウのチャートを見てみましょう。まずは日足から。
LM061

トレンド判断からです。

トレンド判断は、主に2つの方法があります。

1.ピークボトム
2.移動平均(MA)との関係

■日足のトレンド判断を見ていきます。

1.ピークボトム
高値安値切り上げは、上昇トレンドです。
高値安値切り下げは、下降トレンドです。

高値切り上げ、安値切り下げ
または
高値切り下げ、安値切り上げは、トレンドレスになります。

ピークボトムの特徴は、なんといっても分かりやすい事。
そして価格の動きそのものですので、重要です。

高値の推移 19983-20082(未確定)
安値の推移 17563-19684

高値切り上げ安値切り上げの上昇トレンド。
19684ドルからの上昇で直近高値である19983ドルを上回りました。今後つけるピークは必ず19983ドルよりも高くなりますので、高値切り上げが確定しています。
19684ドルのボトムは計算上まだ確定していませんが、高値の切り上げが確定しているので、その前の安値19684ドルがボトムになります。

2.移動平均(MA)との関係

現在の株価が移動平均線の上にあるのか下にあるのかで判断をします。
移動平均線というのは、その期間の平均値ですので株価が移動平均線より上の時はその期間の買い方は、利益になっていて売り方は損失になっています。
つまり株価が移動平均線よりも上なら上有利ということになり、株価が移動平均線より下なら下有利ということになります。

あとは、移動平均線の傾きを考慮して見ていきます。傾きがきついほどトレンドが強いといえます。ここで見る移動平均線には75本移動平均線を使用します。

今日の時点でも株価と移動平均線の関係は、株価が75本移動平均線よりも上にあり、移動平均線の傾きも順調に右肩上がりになっているので上有利です。

ピークボトムによるトレンド判断は上昇トレンドであり、移動平均線との関係によるトレンド判断も上有利になっています。
総合的に考えて日足では上有利なチャートです。総合的に考えて上有利でありこのまま上を見ていけるチャートです。

ついに大台の20000ドルを突破しました。トランプフィーバーが続いているようですね。どんなに高くなっても上昇し続ける限りは上を見ていくことになります。高いからと言って売ると痛い目に会うことが多いのです。

では、4時間足と1時間足のチャートを見てみましょう。

4時間足チャート
LM062

1時間足チャート
LM063

4時間足と1時間足のピークボトム合成図

LM064

■それぞれのトレンド判断を見ていきます。

1.ピークボトム

4時間足(赤線の価格を見てください)
高値の推移  19965-20082(未確定)
安値の推移  19837-19684
高値切り上げ安値切り下げのトレンドレスですが、19684ドルからの上昇はヤヤ押しからの上昇になっていて、直近高値及びその前の高値も上抜いているので実質上昇トレンドと言って良いでしょう。

1時間足(青線の価格を見てください)

高値の推移  19835-20082(未確定)
安値の推移  19759-19737
高値切り上げ安値切り下げのトレンドレスですが、19737ドルからの上昇は押し目のないままの上昇になっていて、直近高値及びその前の高値も上抜いているので実質上昇トレンドと言って良いでしょう。

2.移動平均(MA)との関係

4時間足 上有利
1時間足 上有利

■総合的にトレンドを判断してみましょう。

4時間足
ピークボトムによる判断 上昇トレンド
移動平均線による判断  上昇トレンド

1時間足
ピークボトムによる判断 上昇トレンド
移動平均線による判断  上昇トレンド

先週はすべてのトレンド判断が下降トレンドで揃っていましたが、今週はすべてのトレンド判断が上昇トレンドになりました。
先週の記事では次にように書いていました。
◆————————————————-◆
今日の時点ではすべてのトレンド判断が下降トレンドですから、売りを考えていくのが基本ですが、ひとつの波動の値幅が狭くなっていて、信頼性の低い下降トレンドになっています。
この状態で売るのはリスクが高くなりますね。
日足を見ると17563ドルから約20000ドルまでの上昇に対する時間の調整の動きになっています。
株価の動きを言葉にすると「上 → ヨコヨコ」ということになります。
「上 → ヨコヨコ」になっている場合、次に動き出すのは「上」が基本です。
「上 → ヨコヨコ → 上」となる場合が多いのですね。
つまり、日足では上有利であり上への動き出しになる可能性が高いということです。
◆————————————————-◆
時間足の下降トレンドを否定して日足の勝ちということになりましたね。

相場の原理原則は次のようなものでした。
●上昇トレンドでは買いしかしない。
●下降トレンドでは売りしかしない。
これで日足を含めてすべての時間軸が上昇トレンドで揃いましたので買いのみを考えていけばいいチャートということになります。
すべての時間軸が上昇トレンドになり高値更新の動きになっていますので、ここからは調整(押し目)を待って買うという方針でみていきます。
調整を見るときには短い時間軸の調整から考えていきますので、まずは1時間足の調整から考えていきます。調整には時間の調整と価格の調整があります。トレンドが強いときには時間の調整にはならず価格の調整になることが多くなります。今の動きは強いトレンドと考えられますので、まずは1時間足の時間の調整からの上昇を買うという方針で見ていきましょうか。

今回はここまでにします。今回の記事が少しでもみなさんの人生とトレードにとってお役に立つことになれば嬉しいです。

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ついてる仙人 氏
個人投資家から絶大な支持を得る「相場塾」を主宰。その一方、ブログで、NYダウ、日経225先物、FXなどの今後の動きや売買の考え方を随時公表するなど、情報発信を行い、好評を得ている。
テクニカル分析に定評があり、長年に渡り「日経平均先物・ミニ」のカテゴリーでブログランキング1位を継続している。
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